犬の緑内障、初回通院から3日後に眼圧が低下、約2倍あった眼圧が正常値に

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うちのミニチュアダックスのReeくんも今年で15歳になりますが、9歳のときに椎間板ヘルニアを発症して以降、大きな病気もなく元気にすごしていました。
ですが3月の終わりごろ、右目をしぱしぱさせたり耳をかゆそうにするしぐさがあり「かゆいのかな」と様子を見て通院しようと考えていました。
それから1週間ほど経った頃、朝いつものように起きて来ないので様子を見ると右目が開けづらそうでめやにも出ていたので、すぐに病院へ向かうことにしました。
診断してもらった結果、緑内障であることが分かりました。
ここでは、Reeくんの緑内障の診察・治療・経過の体験談をもとに緑内障治療についてご紹介したいと思います。
治療中の方、実際の治療の様子について何か情報を得たい方の参考になればと思います。





兆候は耳、目をかゆがる、目をしぱしぱさせる

緑内障という診断から兆候について考えてみると、思い当たることが2つあります。
それが、
耳、目のあたりをかゆがる
目をしぱしぱさせる
といったしぐさをしていたということです。
度々していたので「耳がかゆいのかな」と様子を見て病院で耳をきれいにしてもらおうと思っていたのですが、しばらくすると目をしぱしぱさせるようになり、病院の先生によるとこのあたりが緑内障の兆候だったのだろうとのことでした。

兆候から診察まで1週間

耳をかゆがるといったしぐさが見られるようになってから1週間ほどした頃、朝いつものように起きて来ないので様子を見てみると、ぐったりと元気がなく、目やにが出て目を開けづらそうにしていました。
様子がおかしいのですぐに動物病院へ向かうことに。
年齢も15歳になる前なので、目の病気の他に何かあると大変なので「何か様子がおかしい」と思ったらすぐに病院に連れていくことが大切です。

眼圧が正常値の約2倍、緑内障との診断

病院に着いて診察へ。目やにが出ていたので「目にばい菌が入ったのかな」と思っていましたが、実際に診察してもらうと先生は神妙な面持ちで、しばらく目の診察をしていました。
眼圧を測る機械を何度も使い、「眼圧が高い・・・」としっかり様子を見てくれていました。
診察の時間が長いので「もしかしたら何か異常があったのかも」と思っていましたが、先生の診断は「緑内障ですね」とのことでした。
緑内障という言葉は聞いたことがありましたが、緑内障だったということがとてもショックで、手術しないといけないのか、視力はどうなのかといったことが気になりました。

手術か治療かを選択するために治療開始

眼圧の数値からみて、眼圧が低下する可能性はかなり低いでしょう、とのことで、ひとまず目薬を3本処方していただき、翌日診察で眼圧の数値を改めてみることになりました。
そして翌日、診察に行き眼圧を測ってもらうと「下がってない・・・」と先生の一言。
少しでも望みがあれば・・・と思っていたのですが、やはり手術を考えるしかないのかと思いながら診察の様子を見ていました。
診察後、一応眼科の専門病院を受診することも検討してください、とのことで、紹介先が書かれた紙を受け取りました。
紹介先を書かれた紙を受け取りましたが、先生はこの段階で12歳くらいであれば手術をすすめるところだけど15歳の高齢なので積極的に手術をすすめることができない、とおっしゃっていました。
このまま痛みが慢性化していけば痛みを感じにくくなっていくけど、目が牛眼(牛の目のように少し出てくる状態)になってくると思います、とのことでした。
痛みがなくならない、目が大きくなり腫れてくると思うと、とてもつらいだろうな、と、もう少し早めに診察に来れば少し違ったのかもしれないと思いました。

初回通院から2日後、目の腫れが引いてきた

翌日は病院が休診日だったため、その次の日に再び診察を受けることになりました。
手術も検討しないといけないけど麻酔に耐えられるか、それでもこのままの状態で痛みを感じながら過ごすのはつらいだろうな、とどちらにしてもリスクもありつらさがあるので、私自身もどちらを選ぶかしばらく決められないだろうと思っていました。
しかし、休診日で通院しなかった日の夜、Reeくんの目を見てみると腫れが少し引いているように見えます。
見間違いかと思い何度もじっくり見てみましたが、前日よりも目の腫れが引いているような気がします。
さらに、動きも元気が出てきた様子であちこち歩きまわって普段に近い状態になっています。
診察で眼圧を測るまでは安心できませんでしたが、見た目でも少し変化が分かるほどだったので少しの期待を持ちながら目薬と安静を保って様子を見ていました。

翌日(初回通院から3日後)眼圧が正常値に

前回の診察から2日後、診察に行くと、目を見てすぐに先生が「あれ?目の腫れが引いてる」とつぶやき、眼圧を測定してみることに。
すると、「眼圧、正常値に戻ってる」と驚いたように少し微笑みながら教えてくださりました。
眼圧が倍ほどあったのに、この2日で正常値まで下がったことが驚きでした。
先生も「気合いで下げたかー!」と驚きつつReeくんに声を掛けていました。
眼圧が下がったことで開けづらそうにしていた目をぱっちり開けるようになり、動きも元気がない様子から普段と同じように動きまわるようになりました。

手術か治療かの選択

眼圧が低下したのでひとまずは目薬での治療でしばらく様子をみるとのことで、今すぐ手術の必要はないとのことでした。
もし、手術の選択をするとしたら視力がほとんどないと見られることから、摘出、義眼を入れる選択になるでしょうとのことでした。
ただ、手術をするとしても15歳になる高齢のワンちゃんなので手術中の全身麻酔に耐えられるかどうかの心配が大きいとのことだったので、眼圧がこのまま安定していけば目薬で様子を見るのが良いとのことでした。
手術をしなくても良いという結果になったことでとても安心しましたが、視力がほとんどないとのことで、もう少し早く病院に連れてきてあげられれば少しは視力が下がらずに済んだのかもと思います。

初回の通院から眼圧低下まで気を付けていたこと

これはどのワンちゃんにも当てはまるとは思っていませんが、緑内障の症状があって様子を見ている方の参考になればと思い書かせていただきます。
緑内障の症状が出て眼圧が低下するまで心掛けていたことにはこういったことがあります。
目薬をきちんと挿す。
ストレスを感じさせないようにする。
安静にし、しっかり休ませる。
頭が下にならないようにする。
不安を感じないようにできるだけそばにいてあげる。
食欲があったので食事、おやつは普段通り与える。
目薬を用法・用量どおりに挿すことはもちろんですが、血圧が上がると眼圧も上がりやすくなるので、ストレスをできるだけ感じないようにすることに気をつけました。
また、安静時に頭が下になると血流が滞って眼圧や痛みに影響を与えそうだったので、頭が下にならないようにクッションやまくらを敷いてあげるようにしました。
また、痛みや見えづらさから元気がなかったので、不安をかんじないようにできる限り抱っこしたりそばにいるようにしていました。
そうすることで安心してゆっくり安静にできていた部分もあったかなと思います。
食欲は普段通りあったので、栄養面はしっかり摂っておいた方が良いと思い普段通り与えていました。(おやつはもう少し与えていたかもしれませんが)
とにかく「少しでも元気になりますように、回復できますように」という思いで過ごしていました。

緑内障の診断から1週間の様子

ここでは、緑内障の診断を受けた日から1週間の様子を写真でご紹介します。ワンちゃんが治療中の方、ワンちゃんの緑内障について知りたい方は参考にしてみてください。
緑内障発症前
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診察初日
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はっきり映っている写真が1枚しかありませんでしたが、右目を開けづらそうにしていました。
診察2日後
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開けづらそうにしていた右目ですが、ぱっちりと普段に近い状態になってきました。
動きも元気が出てきて普段歩き回る感じにかなり近い状態になっていました。
診察3日後
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目の大きさが左右ほとんど同じ大きさになっているように見えます。
診察4日後~1週間
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目の腫れがほぼなくなり、目の痛みが減っているようです。
痛みがある間は静かに寝ていましたが、眼圧が下がり痛みが軽くなったことで動けるようになってきたようです。
お外で少し歩いたり、元気に過ごしています。

兆候の段階で早期治療が大事

診察の初日に連れて行った時に言われたことが、「もう少し初期の段階で連れて来てたらもう少し経過が緩やかだったかもしれない」ということでした。
恐らく、兆候が出ていた1週間の間に初期症状が出ていて、その日の朝元気がなかったのは緑内障の症状が進んでいたからではないかとのことでした。
初期の段階で検査をして早期発見すること、これが進行を遅らせることや経過に繋がってくるとのことでした。
眼圧が低下し、目薬だけで治療を進められることになりましたが、やはり早期発見、早期治療は大切なことだと感じました。
何か異常を感じたり変化を感じたら、数日様子を見ることも大事ですが一度診察に連れて行って異常がないかを見てもらうことが大切です。
これからも何か感じたときはすぐに連れていくようにしたいと思います。




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